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「新入社員に教える前に、あなたが○○学びませんか?」

おはようございます、今日で4月も
半分が終わりましたね。

あなたの会社、学校、部署にも
新人が入って来たのではありませんか?
私のところにも……だといいんですけどね。

新人が入ってくれるのは嬉しいですが、
一方で新しい人間関係が出てくると
言うことでもあるので、色々難しい
部分も出てきてしまいますよね。

特に今はちょっとした事でもすぐに
ハラスメント」に発展したりするので、
新人への接し方に気を使わないといけません。

ですがハラスメントの中には、
知らず知らずの内についつい
やってしまいがちな物もあり、
一体何がハラスメントで何が違うのか、
判断が難しいと私は思っていました。

先日たまたま見つけた↓

ハラスメント大全」

野原蓉子(ようこ)著、ハラスメント大全を
手にとって読むまでは。

著者について

さて、本の内容について話す前に、
まずはいつも通り著者について
少し説明していきます。

著者の名前を聞いた時、私は
「クレヨンしんちゃん」の登場人物に
いそうな名前だな〜と思ってしまいました。
あなたはどうでしたか?コメントで教えて下さい。

野原蓉子さんは埼玉大学(ここもしんちゃんっぽい)を
卒業して一旦教師になった後、
1976年に日本産業カウンセリングセンターを
設立して起業カウンセリングやメンタル相談、
講演などを行いハラスメントの防止に努めています。

1976年に設立されたと言うことは、
すでにメンタル面での問題が
少なくとも一部では発生していたのでしょうか?

もしそうだとしたらメンタル疾患の問題は
近年急に発生したのではなく、
元々起こっていた問題がここにきて
表面化してきたと考えることも出来ますね。
私が思っている以上に根深い話なのかも。

さて、著者についての解説が終わったところで、
本の中身に入っていきましょう。
まずは前書きとして実際に起こった
ハラスメントの事例がいくつか紹介された後↓

  • ハラスメントとは何かについて
  • 上下関係で起こるハラスメント
  • 職場で起こる上下関係以外の事例
  • 男女関係で起こったケース

  • ネット上で起こるハラスメント
  • 仕事以外の日常生活で起こった事案
  • 学校や公共の場で発生する問題

ハラスメントの具体的な説明と
職場を始めとして、どこでどのような
ハラスメントが起こっているのか、
発生する可能性があるのかについて
6つの状況からまとめられています。

各章で説明されている内容は

  • 上下関係ではパワハラ、マタハラなど11パターン
  • 職場の上下関係以外だとセカハラ、アルハラ他15種
  • 男女関係の章にてセクハラ、コミュハラなど14ケース
  • ネット上のハラスメントはオンハラ、テプハラ他8パターン
  • 日常生活ハラスメントカジハラ、カスハラなど9種
  • 学校、公共の場で起こり得るのがペットハラ、スクハラ他11ケース

なんだか色々ありすぎて、
もうありとあらゆる行動が
ハラスメントだと認定されて
しまいそうですね。

「なんとも息苦しい社会になったな……」

とあなたは今思いましたか?

しかし、著者が前書きで書かれている
ハラスメントの解説によると、ハラスメントの
言葉には元々「しつこく繰り返す」という
意味が含まれており、指摘された瞬間に
すぐ謝罪すれば問題にならない可能性が
含まれていると言います。

(逆になんでもかんでもハラスメントにして
相手を萎縮させるのもまたハラスメントであると
1章で解説されている事例で説明されています)

また、加害者と被害者の主張が
真っ向から対立している場合は、
平均的な男女の感じ方を基準に
判断されるという事なので、
身に覚えのないハラスメントに対しては
時に反論するのも必要かもしれません。

1つ1つのケース自体は2〜3分ほどで
全文を読むことができる上、
イラストも入っているので、
目で見て分かりやすい内容になっています。

私の感想

では実際に読んでみた私の感想ですが、

「以前紹介したハラスメントの本と
似通っている部分もあるが、一方で
初めて知るハラスメントを知る事ができて、
自分の話し方も振り返ろうと思った」

というのが感想になります。

新人、いや職場に限らず日常生活で
接する全ての人に対して、
話し方や言葉遣いを振り返るきっかけに
ちょうどいい本だと思います。

私が特に印象深かったのは職場の上下関係以外で
説明されている「セカハラ」(セカンドハラスメント)で
以前から私が話している「99%のコミュニケーションは無駄」
と考えるようになった原因はほぼこれだなと
読んでいて首を縦に振ってしまいました。

職場における上下関係以外で
説明されていますが、
日常生活の項目で話しても
よかったのではないでしょうか?

何しろ現代では似たような事例が、
会社どころか精神科病院ですら
起こっているのですから。

今日紹介してきた野原蓉子
「ハラスメント大全」は、記事を
読んでくださっているあなたがもし↓

  1. 職場に新人が入ってきた
  2. 身近な人とよくトラブルになる
  3. 自分の立ち振る舞いを見直したい

思っているのであればぜひ
手にとって読むべき本です!!

最後に

日常演舞読書感想文、今日は
野原蓉子著・ハラスメント大全」を
読んでレビューしてみました。




今日レビューした本をあなたが もし読みたいと思ってくれたなら、 下の画像をクリックして下さい↓

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