細谷功「自己矛盾劇場」読書感想
- 2021/09/19
- 09:47
「知ってる・見えてる・正しいつもり?」

あなたの身の回りにこんな人はいませんか?
・こちらの行動をすぐ否定して自分のやり方を押し付けてくる。
・人の悪口は言いまくるのに自分が言われると大反論する。
・言っている事とやっている事がコロコロ変わって振り回される。
こうした行動に出る人の不思議を知りたいとは思いませんか?
知りたいと思ったあなた、
その答えはこちらの本に書かれています↓

はい、こちらは先週紹介した「象の鼻としっぽ」の著者でもある
「細谷功」氏の著書です。
・自分もそう変わらないのに他者(実際は人に限らない)を非難する。
・実際は周囲から見ていると実際はどちらも対して変わらない。
・しかしその事を指摘されると烈火のごとく反論してくる。
この様な行動及びそれを行う人物を指します。
こちらの著書ではこの様な人物に対して
・何故その様な行動を取るのかについての説明
・その人物が出てくる背景
・そうした人についての対処法
等が書かれています。
まず1つ目の何故その様な行動を取るのかについては
主に「自分は特別であると思いたい」心理が作用しているためであり、
2つ目の出てくる背景についてもほぼ同様です。
そして最後の対処法ですが、これはほぼ
「相手にしない(適当にあしらう)」事となります。
ここからは自分の感想となりますが
「これも結局はコミュニケーション重視の弊害から起こっているのであり、
コミュニケーションの削減が最も効果的な解決法なのではないか?」
というのも私がこの本を読んで真っ先に思い浮かべたのは
いわゆる「ツイフェミ」と呼ばれる人達のツイートであり、
ツイフェミのツイートも
結局はコミュニケーション重視の影響であり、
本の中にも書かれている「不言実行」が良しとされる社会となれば
こうした「口ばかり」の人を減らすためにも
早々に言語コミュニケーションの削減に取り組んだ方が良いのではないでしょうか?
まあ、先週と同様に
この結論は著者の意図したものでは無いと思いますが……
それでは又次の記事でお会いしましょう!!
![]() | 自己矛盾劇場 「知ってる・見えてる・正しいつもり」を考察する【電子書籍】[ 細谷功 ] 価格:1,550円 |

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