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榎本博明著「やさしさ過剰社会」読書レビュー

日より最近読んだ感想を投稿していこうと思います。
その第一弾となる紹介は↓

榎本博明著 やさしさ過剰社会 人を傷つけてはいけないのか」

此方の書籍は現代に溢れる胡散臭い優しさとその問題点について著者の考えが述べられています。

で、読書レビューですが、まあ当然といえば当然なのですが同意できる部分もあれば首を傾げたくなる部分もあります。
その中で自分が一番思ったのは
「優しさは主観的な物であり、そもそもこうした物だと言い切れる物ではないのでは?」
と言う点でした。

詳細に解説すると榎氏は昔ながらの
「厳しさの裏側にある優しさこそが当の優しさであり、昨今溢れている欺瞞的な優しさは本当の優しさでは無いのではないか」
という主張をされている(様に思う)のですが、一方別の場所で
「優しさは見せかけにもなりやすい」
とも記述されており、これを統合すると
「厳しさの裏側にある優しさも又欺瞞なのではないか?」
と自分は思うのです。

優しさとは果たして何なのでしょうか?改めて考えさせられる一冊でした。
皆さんも宜しければ読んでみて下さいね。

「やさしさ」過剰社会 人を傷つけてはいけないのか (PHP新書) [ 榎本博明 ]

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